イン・ザ・リバ-
|
「<カトマンズ・シリーズ>の第1作目で、カトマンズ郊外の聖なる川で水浴びする男のショットが基本になっている。このきわめてセレクトされたミニマルなイメージは、作家の注意深い操作によって再撮影され、限られた時間がその何倍もに拡大していく。再撮影の際に起こったヴァリェーションは、男の単調な動作に輝きを与え、非現実的な現実をリアライズする。」 (T.I.) 「この作品(の意味)は、ミニマルな行為の時間を構造的に延長することにある。そして、ひとつの主題を非常にディテールにまでわたって探究することから瞑想的なリアリティが現われ、その中に入り、異常にもそれを実現する。その中に入って見ることを可能にする映画である。映画のテンポが遅くなり、ひとつの玉石のようなイメージのまわりを廻るとき、見る者の知覚は深い次元に到達する。」 |