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私は1997年の始めに、CD-ROM「映像実験のために」(ユーフォニック社)を発刊した。これは、同名のタイトルの1986年版(青土社)に、それ以来の新しいエッセイ(全体の約1/3)を含めて750頁のテキストと本書の中で扱われている私のフィルムとビデオの作品約60作品の抜粋が、各1〜2分の合計で約110分、それに作品写真とそのダイアグラムなど約100点が加わっている。
CD-ROM Installation meta media
(Photo: Hiroshi Takezawa) 今回新しく制作した CD-ROM「映像実験のために」を中心に、パソコン8台を核とし、ビデオ・モニター40台とプロジェクター4台をインターフェイスとして、イン タラクティブに観客が参加する構成から成る、初のCD-ROMインスタレーションを試みた。文字を読みながら、同時に映像を経験することが可能になり、コンピュータをデスクトップから開放して、環境的な「電脳空間」を展開した。 会場中央に、観客が参加できる8台のコンピュータによる「島」があり、その周囲 に各8台のビデオモニターによる「島」が4つあって、中央と接続し、その一部はさ らに前面の9メートルの巨大なスクリーンに投影された。このように、観客は中央の コンピュータに参加し, 各ビデオ・モニターの「島」の間をナビゲートした。 |
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