No.2 2002/7



■"Sight-mapping, Site-seeing" シンポジュウム参加

7月12日(金)6pm @ギャラリーサージ

「今回のシンポジウムは、W・キューブ・プロジェクトとビデオアートセンター東京の共同企画による国際ビデオ交換プログラム、"Sight-mapping, Site-seeing" inPuddles 2002 の一環で行われます。ビデオ・カメラが、家電製品に括られるほど流布している現在、あらためて実験映像の意義を問う目的で、その先駆者である映像作家・飯村隆彦氏を招き、フィルムからビデオなど、その歴史を振り返ります。同時に、飯村氏を「再発見」し、創作の原点とするビデオアートセンター東京の、次世代ビデオアーティストを交えた対話やパネリストの短編上映を通して、ビデオの可能性をさぐり、ジェネレーションを超えたテーマを浮き彫りにします。」
(伊藤洋介、W・キューブ・プロジェクト)

「ビデオの可能性」
パネル:飯村隆彦、滝健太郎、河合政之 司会:酒井信一

飯村隆彦ビデオ作品上映プログラム:

A CHAIR(1970) 6min.
BLINKING(1970) 2min.
CAMERA, MONITOR, FRAME(1976-98) 8min.,

会場地図、Puddles 2002 プログラム全般に関して

http://puddles.itodenwa.com/2002/
W・キューブ・プロジェクト http://www.h2.dion.ne.jp/~wcube/ビデオアートセンター http://www.vctokyo.org

ギャラリーサージ:
千代田区岩本町2-17-13渡辺ビル1F tel.03-3861-2581
最寄り駅 JR神田/都営新宿線岩本町/営団日比谷線小伝馬町http://www.catnet.ne.jp/surge/

■ビデオアートネットワーク展「テレピデミク!」(神戸)に参加

7月24日- 28日に 神戸アートビレッジセンター で、EU、アジア各国の若手ビデオアーティストによるアートムーヴメント「テレピデミク!」の活動を紹介する展覧会と国内外の様々なビデオアート作品を紹介する映像フェスティバルが開かれる。作品によるゲストアーティストの一人として飯村が選ばれ、「映像芸術にみるセオリー」のセクションで、"Talking in New York" (1981-2001,8min), "Obserber/Observed/Observer"(1976-1998, 8min.)が上映され、さらにギャラリーで、新作のDVD"Seeing/Hearing/Speaking"が常時展示される予定。これは国内はもとより、同作品の世界プレミアとなる。デリダの英文翻訳者であるニューヨーク大学のアリソン教授により、前作のビデオが「デリダの作品から可能なもっとも強力で、効果的な言明」として、高く評価された。

http://www.vctokyo.org/telepidemic.html
神戸アートビレッジセンター http://kavc.or.jp

■ 新作ビデオ、AAFF(ニューヨーク)で上映

アメリカのアジア系とアジアの映画作家が集まるアジア・アメリカ国際映画祭で、飯村の新作ビデオ"Seeing/Hearing/Speaking"が選ばれ、7月19日からニューヨークのアジア協会で上映される。このビデオは、同タイトルのDVDのために制作したもので、DVDにも収録されている。ジャック・デリダの文より引用した音声の「聞く」と「話す」を扱ったコンセプチュアルな作品。上映には作家も出席の予定。ニューヨークの後、全米各地を巡回して上映される。


■ File 2002 サンパウロ(ブラジル)に招聘

サンパウロで8月8日-22日の間開催されるFile 電子言語国際フェスティバルに飯村のCD-ROM"Obserer/Observed"(1999)が論文と共にに入選し、招聘される。このフェスティバルは、ヨーロッパと南北のアメリカの電子言語の専門家、アーティストを招いて開く、国際会議/フェスティバルで、インターネット、CD-ROM、ゲーム、電子音楽から電子文学までを含む幅広い電子言語の最先端を議論する。サンパウロは飯村が1992年に映画/ビデオの個展を音と映像美術館で行なっているだけになじみも深い。
http://www.file.org.br

■ Cosign02 アウグスブルク(ドイツ)に招聘

ゲームとニューメディアのためにのコンピュ−タ記号学」という副題のついたCosign02という国際会議がアウグスブルク(ドイツ)で9月2日- 4日の間開催され、CD-ROM"Observer/Observed"を上映して、ビデオ記号学について講演する。サンパウロにつづいて、欧米(南米も)における最近のコンピュータ記号学への関心の高さを示すもので、構造主義以後の理論的な成果が期待される。会議の主なテーマには、ハイパーメディア、マルチ・メディア、インターネット、ネットアート、コンピュータ・ゲームなど多様な領域がカバーされる。飯村の論文「A Semiology of Video」も収録した論文集がインターネットとハードコピーで発刊される。
http://www.kinonet.com/conferences/cosign2002

■ Experimenta(オーストラリア)「あいうえおん六面相」を出品

ビクトリア(オーストラリア)のビクトリア.アート・センターで9月に開かれる"Experimenta"に「あいうえおん六面相」が展示される。この"Experimenta"は、デジタル・アートの国際フェスティバルとしては、オーストラリアではもっとも先進的なフェスティバルとして知られ、マルチメディア、デジタル音楽、パフォーマンス、バーチャル・リアリティ、アニメーションなど多岐にわたる内容がある。
http://www.experimenta.org

■ ISEA(国際電子芸術シンポジュウム)、名古屋に参加

10月27日より31日まで、アジアで初めて開かれるISEAに飯村は新作のDVD"Seeing/Hearing/Speaking"を展示、上映する。ISEAは電子芸術にかかわるアーティスト、学者、技術者など幅広い参加者とアート展示、シンポジュウム、映画/ビデオ上映、コンサートなど多様な催しがある。飯村はすでにISEAのヘルシンキ(1994年)、パリ(2000年)とインスタレーション、CD-ROM展示などで参加してきた。

新作のDVDは、これまでにジャック・デリダの同じ文を引用してビデオで制作してきた3作品と新たに本年制作したビデオ"Seeing/Heainrg/Speaking"を収録した。さらにスクリプト(プログラム)、テキスト、インスタレーション/アニメーション

を含めたインタラクティブなマルチメディア作品で、単なるビデオ(ムービ)変換だけのDVDが多い中で、異例のDVDといえる。

協力:東京工芸大学、ユーフォニック社、アルフレッド大学(ニューヨーク)

助成:ニューヨーク州アーツ・カウンシル
http://www.isea.jp


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