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ダビング・セッション, 1976
ダビング・セッション
1976, コレクティブ・フォー・リビング・シネマ、ニューヨーク
「ループ状のフィルムが三つの飯村隆彦の映像ー正面、側面、背面ーをそれぞれ20秒づつ1分間のサイクルで投映する。映画の中の人物は(フィルムはサイレントである)正面が見えると「私は飯村隆彦である」を、側面が見えると「あなたは、飯村隆彦である」を、背面が見えると「彼は飯村隆彦である」をそれぞれ発声せずに口を動かしている(背面では見えないが)。」(T.I.)



見ること、聞くことの構造
1984, ヨーロッパ・スペース, メルボルン, オーストラリア

「そこで私も今、影絵のパフォーマンスをしている。―映写機の前に座った私自身という影絵である。このアイディアはパフォーマと観客とに同時になり、自分がしていることを見ることができるようになりたいという私の欲求から出てきたものでもある。私なこの行為の行う者でありながら、あなたがたと一緒に観客の一人でもある。あなたがたは私の影を見て、拡声された私の声を私と一緒に聞くことができる。」(T.I.)


これはこれを撮影するカメラである
(インスタレーション/パフォーマンス/ビデオテープ), 光州ビエンナーレ, 光州, 韓国 、1995

2台のカメラと2台のモニターとが一定の距離で向い合う。その間の壁にはひとつの文がある。『THIS IS A CAMERA WHICH SHOOTS THIS』モニターには同一のカメラの映像が映って、現物とその映像とが隣り合っている。文はこのビデオの構造と等価で、1台のカメラが他のカメラを撮り、
さらに撮られたカメラが最初のカメラを撮る。終わりのない構造で、目的語『THIS』
が次の文の主語に変換する。」(T.I.)

公演: アメリカンセンター, 東京 1980. U.C.L.A. 大学美術館, サンフランシスコ, 1980. 国際現代美術館, ウッジ, ポーランド, 1981. 光州ビエンナーレ, 光州, 韓国, 1995


パフォーマンス:あいえうおん六面相
Kitchen、ニューヨーク、 1999
「パフォーマンスは2部からなる。1部ではビデオテープ「あいうえおん六面相」 (8分)のみ上映。2部で、パフォーマンスが始まる。同じビデオをスクリーンに上映 しながらパフォーマンスはスクリーン上で「あいうえおん」の声と共に、彼自身によ って同時にビデオ/オーディオスイッチャーを操作しながら、自分の「ライブ」の顔 をディゾルブする。(8分、計16分)」(T.I.)